根管治療の流れ
神経のある場合・ない場合で分けて、ご説明させて頂きます。
流れはご参考程度に、簡単に追って頂くだけで結構でございます。
専門医は根管治療の流れを熟知しておりますので、どうぞご安心なさって、根管治療に臨んで下さい。
神経がある場合
- 治療前に、もう一度診察させて頂きます。
- 該当歯の歯肉に麻酔をかけます。
- 歯の神経を明示します。
- 根管の長さを測定します。
- 神経を除去し、一緒に血管も除去し根管を拡大します。
- 薬剤・器材を用いて洗浄を致します。
- 歯根に薬剤を充填させます。
- 最後に、根幹の中を固形物で充填します。
(術中には麻酔がきいておりますので、痛みはありません。)
※1~7は1回目の治療です。2回目は、歯根の確認と固形の薬剤の充填となります。
※通常、歯の神経を取る手術を致しませんと、歯の神経は残っているのが通常です。
神経がない場合
- 治療前に、もう一度診察させて頂きます。
- 充填物等がある場合はまず充填物等を除去します。
- 中の土台も除去致します。
- 根管の長さを測定します。
- 根の中の薬剤も除去致します。根管を拡大します。
- 薬剤・器材を用いて洗浄を致します。
- 根管に薬物を貼布します。
- 最後に固形の薬剤で根幹を充填し、治療は終了します。
1~7が1回目、中がきれいになったら、8.の治療をして終了です。
※虫歯の治療等で、既に歯の神経が残っていない場合は、神経がない場合に相当します。